事業紹介

人々の暮らしに深く関連する3つのフィールドで研究開発。同じ化学の技術でも異なる専門性を備えています。それぞれに蓄積してきた経験やノウハウが他フィールドの新発想につながるなど、3つが影響、刺激しあい進化しています。

繊維・染色加工

心と暮らしを彩るファブリックの世界

繊維・染色加工は、1959年(昭和34年)の創業当初から続く部門です。着物や染色文化の中心地である京都で、繊維染色用加工剤の開発を続けています。現在はアパレル(衣服、Tシャツ、ネクタイ、スカーフなど)、スポーツウェア、自動車のシートカバーなど対象とするものは様々。時代のニーズに合う染色加工法や表現方法を生み出しています。

有機合成化学薬品

色素(顔料)を生地上に固定させプリントできる薬品。接着剤のような役割をします。

繊維加工剤

繊維の防染・抜染、生地のシワ加工、凹凸模様、透かし模様、風合いづくりなどに使う薬品です。

染料及び顔料製品

プリントのドット表現に用いる染料のカプセル化剤、染色された部分を被覆し他色をのせる白色顔料インクなどがあります。

土壌改良・植物活性

自然と人をつなぎ、活き活きとした毎日を

地球上には自然、人という大切な命があり、これらは密接に関わっています。自然を守り育んでいくための研究開発を通して、人と自然の良い関係性や、自然の恵みをいただく豊かな食生活を追求するのがこの部門です。化学の確かな技術とノウハウを駆使し、さらにはバイオテクノロジーの応用も加え、独自の研究開発を行っています。

植物にとって最適な土壌環境をつくる

植物のためには「水や養分を十分に吸収でき、よく育つ土づくり」が大切です。主に農業向けとして、土壌の三相分布のバランス、水はけ、通気性など物理性を改善する資材の開発に取り組んでいます。

ゴルフ場の緑を、四季を通して美しく

ゴルフ場の芝生はスポーツターフとして、オールシーズン、ベストなコンディションが求められます。季節による発育程度の違いや葉色の変化をコントロールするものなど、ゴルフ場の芝生管理を手助けする資材を開発しています。

ファインセラミックス

日常を、人生を、充実させるテクノロジー

世の中は目覚ましい発展を遂げ、人々の暮らしは非常に便利に、快適に、そして楽しくなりました。これに大きく貢献しているのが電子機器であり、当部門は、その機能を支えるファインセラミックスの研究開発を行っています。今後もますます進化する電子機器を、弊社・当部門の技術がリードしています。

精密さを極めて、優れた電気的特性を実現

高機能の電子機器には、高性能なファインセラミックスが必要です。弊社の「HIZIRCO(ハイジルコ)series」は粒子の大きさ、分布を細かく制御し、優れた電気的特性も兼ね備えています。クライアント様の要望に応じた新規開発、カスタマイズともに可能です。